JST SICORP - MSMT - NRDIO - NCBR - SAS - Visegrad Fund Ref. # JP1648
JST SICORP - MSMT - NRDIO - NCBR - SAS - Visegrad Fund Ref. # JP1648
ポストコロナ、持続可能な開発目標など、人類は変革の時期を迎えている。本研究の目的は、これらの課題を乗り越えた「新常態社会」実現に資する高性能カーボン系材料の開発である。カーボン系材料は構造強化材、環境浄化、触媒担体、エネルギーデバイス、医薬品など様々な場面で利用されている基幹材料であり、それぞれの用途における性能を底上げできれば社会全体の効率化に繋がる。そこで本研究では、非晶質を主体とするカーボン系材料では従来困難であった原子レベルでの緻密な構造制御技術を発展させ、カーボン材料科学を1段階上のレベルに引き上げ、カーボン系材料および複合材料の応用における性能の向上を図ると共に新しい機能創出を図る。日本、チェコのチームが連携して新規材料創成を行い、ハンガリーチームが分析を担当、スロバキアチームと外部協力者のカナダチームが理論的なサポートをし、ポーランドチームが中心となり応用展開を進める。「原子レベルの構造制御」の概念に基づき、医療従事者の負担軽減、エネルギーデバイスの性能向上、省資源、低環境負荷、CO2排出量削減と有効利用、ウェアラブル・フレキシブルデバイスに資するカーボン系材料の開発を目標とする。
Copyright © 2021-2024 Atomic Design of Carbon-Based Materials for New Normal Society - All Rights Reserved.
Last update on September 25, 2024
We use cookies to analyze website traffic and optimize your website experience. By accepting our use of cookies, your data will be aggregated with all other user data.